サイクリスト仲間の輪が広がる!
参加者への配慮と親切心で溢れる
サドルアップ

インタビュー:長島啓太

普段からロードバイクに乗っており、情報交換をしたり一緒にレースへ参加したりできる仲間がいればより楽しめるのに……などと、考えたことはないでしょうか。また、ロードバイクに乗り始めたばかりでわからないことが多く、さまざまな情報収集ができる場所を探している方もいるはずです。

サドルアップは、オンライン上で自転車について交流ができるサイクリストコミュニティです。

明るく親切な方が多いサドルアップにおいて、2024年の5月に参加されたのがshogoさん。コミュニティ内では、経験者の方にいろいろと相談しながら情報収集をされているそうです。

今回は、コミュニティに入ったことがなかったというshogoさんに、サドルアップに入った理由や実際に参加してから感じた印象などを伺いました。

「タバコ代3年分」を前借してサイクリストになる

── ロードバイクに乗り始めたきっかけを教えてください。

子供が保育園へ通っており、そこで親御さんに教えてもらったのがきっかけです。ロードバイクは値段が高いので、コロナ禍で禁煙を始めた際に「タバコ代3年分」と伝えて、毎月のお小遣いから前借して購入しました(笑)

── もともとロードバイクに関心はあったのでしょうか?

以前、ダイエット目的で自転車に乗り込んでいたことがあります。走ることに比べて脚への負担も少ないですからね。

ただ、ロードバイクは以前乗っていた自転車と比べて、疾走感がまったく違います。また、ロードバイクならではの繊細さもあります。値段も高いので、はじめのうちは倒さないようにと、とにかく慎重に乗っていました(笑)

── 参加されたなかで、印象に残っているレースはありますか?

2023年に開催された「第19回Mt.富士ヒルクライム」が印象に残っています。このレースはロードバイクの大会で規模が大きく、当時は50歳の区切りとして参加しました。

仲間に恵まれたこともあり、20歳以上年齢が離れているメンバーに本番までさまざまなトレーニングをしてもらいました。レースではそれぞれの目標を全員が達成できたこともあり、充実したチャレンジでしたね。当日は自己の挑戦となるので、レース中は仲間に置いていかれましたけど(笑)

恐れ多いほどの実績がある方とのやりとりを楽しめる

── shogoさんがサドルアップへ参加した理由を教えてください。

経験豊富な方が運営されているコミュニティに入り、ロードバイクやレースについていろいろ教わりたいと考えたのが参加した理由です。

仲間内で走っている際に、そもそも自分は長距離を走り切るのがすごく苦手だと感じました。ある日、サドルアップを主宰しているBEKIさんが「Paris Brest Paris(パリ・ブレスト・パリ)」というレースで、1,200キロのコースを完走したという投稿をSNSで見ました。私からすると「1,200キロなんて走り切れるものなのか……」という点で興味が湧いたのです。

── 実際に参加してみて、もともと期待されていた情報収集についてはいかがでしたか?

コミュニティに参加したことで、本当にさまざまな情報を得られています。

以前、レースの話だけでなく「ロードバイクで長距離を走る際に、このようなバッグを購入しようと思うのですがどうでしょうか?」という相談をしたことがあります。このような少しマニアックな話に対しても、サドルアップには詳しい方が多く「いや、こっちの方がいいよ」などアドバイスをいただきました。

── shogoさんから見て、コミュニティの雰囲気はいかがですか?

ワイワイ楽しくという印象が感じられて、雰囲気はすごくいいなと感じます。

私はコミュニティというものに参加するのが初めてでしたので、入る前はとても不安でした。しかし、実際に参加してみるとBEKIさんが非常に明るい方だからか雰囲気も良く、懸念はすぐに解消されました。

BEKIさんは、Instagramのフォロワーが3万人を超えるインフルエンサーです。そのような方がコミュニティや毎月定期的に開催されるラジオ内で、こちらの発言内容に対してマメに返してくださるのが嬉しいですね。

サドルアップのメンバーは、ロードバイク経験の浅い私からすると実績が豊富で恐れ多い方ばかりです。一方で、そのような方ともワイワイ楽しく話したり、質問に対して優しく回答してくれたりするのがサドルアップの魅力だと感じます。

共通の話題があるから初対面でも違和感なく馴染める

── コミュニティをどのように活用されているのか教えてください。

私は主に情報収集を目的として活用しています。あとは、自分が走ったレースの報告をするなどして参加できればいいかなと考えています。

情報収集においては、想像以上に幅広い領域で学べていますね。もともと関心があった長距離だけでなく、参加したレース報告やトレーニングのスレッドもあります。機材についても詳しい方がさまざまな情報を発信されているので、過去の投稿を追うだけでも勉強になりますね!

── ネット上では解決しにくい悩みや疑問に対して、経験者の方からアドバイスをもらえるのは参考になりますよね。

あとは、コミュニティを通じてロードバイク仲間が増えていくのも嬉しいですね!サドルアップに入ってから、1回だけ合同サイクリングへ参加したことがあります。当日は初対面の方ばかりでしたが、違和感なく溶け込めました。

これまでに直接会話がなくても、ロードバイクみたいな共通の趣味を通じてやり取りしていると、初めて会った方同士でも違和感なくスムーズに馴染めるのかもしれません。一緒に走る仲間が増えて、交友関係が広がっていくのもコミュニティに入って良かったことですね!

── 今後の目標を教えてください。

個人としての目標は、長距離レースに挑戦することです。すでに200キロのコースは走りましたが、次は300キロ、その次は400キロと距離を伸ばしていきたいです。

── コミュニティに関連して、何かチャレンジをしたいことなどはありますか?

いくつかコミュニティ内で開催予定のイベント情報をいただいているので、日程が合えば参加してみたいです。

サドルアップに参加されている方は楽しい人ばかりですので、オフ会も含めてまた皆さんとコミュニケーションを取りたいですね!

熱烈に歓迎してくれる主宰者とコミュニティメンバー

── サドルアップへの参加を悩まれている方に対してメッセージをお願いします!

もし、迷っているのであれば、とりあえず参加されることをおすすめします!

私も時々ラジオに参加しますが、それだけで毎回「shogoさん!来てくれてありがとう!」ぐらいのテンションでコメントしてもらえます。すごく嬉しい半面、こちらとしても「毎回そんな風に歓迎してもらわなくても……」という印象です(笑)

コミュニティで何か質問すると回答を3つ、4つともらえるので、非常に親切だなと感じます。仮に自分から質問をしなくても、各テーマに沿ったスレッドの過去ログを追うだけで必要な情報が十分得られると思います。

私も最初は不安でしたがBEKIさんはもちろん、皆さん親切な方ばかりですのですぐに馴染めました。とても歓迎してくださるはずなので、迷っている方にはぜひ参加していただきたいですね!